静岡銀行で借りよう!

不動産投資

サラリーマンの味方となった静岡銀行。条件がハマれば、とても使い勝手が良い。築古物件を買うにはもってこいです。

静岡県のトップ地銀。かつては日本で一番不良債権の少ない優良銀行であったが故に、審査が厳しく「静銀」ならぬ「渋ギン」と揶揄された時期も・・・。そんな静岡銀行も県内ライバルのスルガ銀行が絶好調の頃に、危機感があったのか、東京を拠点に富裕層取引を始めるために出来た組織が東京営業部資産形成サポート部。東京駅前・丸の内にあります。その東京営業部だけの特別な融資をご紹介します。

【融資条件】

属性:サラリーマン限定。個人事業主は対象外です。

申込人の居住地:東京駅から電車で概ね1時間以内にお住まいの方

年収:700万円以上

金融資産:1,000万円以上

金利:変動3.6%

融資対象物件の場所:概ね国道16号線の内側。

担保:積算評価

融資期間:最長35年(但し、団体信用生命保険付保なので、80歳ー現在の年齢=最長の期間。よって、45歳超なら、融資期間が短くなります)

資産管理会社への融資も可能。

融資手数料:実行金額×1.1%

その他の特徴:①築古でも土地値物件には強い。「この貸出形態は土地に融資をしている」というタテマエらしく、土地の担保評価が高い物件なら、法定耐用年数オーバーの築古物件でも融資がひける。ちなみに、私は築30年の木造アパートにフルローンが組めました。

②担保が不足している場合の補完措置がある。例えば、自宅を所有し、住宅ローンの残債もある場合。住宅ローンの返済が進み、「自宅評価>住宅ローン残高」となっていれば、その差額も担保不足の補完としてみてくれる。

<例> 自宅の時価評価5,000万円 ー 住宅ローン残高3,000万円 =差額2,000万円←補完材料

この様に自宅の担保余力が融資対象物件の担保不足を補ってくれる。しかも、それは机上の計算で、共同担保にも設定しないという、ありがたい措置だ。勿論、自宅に住宅ローン以外の担保設定が無いことが前提であるが・・・。

③この特別スキームの融資を使える不動産業者は30社程度に限定されている。静銀として、これを特に増やす意向は無い様子。信頼できる不動産業者とのみ、取引したい様子だ。よって、静銀のこのスキームを使える業者とは付き合っていて損はないと思う。尚、この30社と取引が無くても、借入申込者本人が直接申込すれば、取引可能性あり。

借入から5年間は借換できない。特約により、借換禁止となっている。3.6%と高い金利であるが、それは我慢。但し、自己資金での一部繰上返済や担保物件売却に伴う一括返済は5年以内でも可能。

【総括】金利は3.6%と高いが、首都圏在住のサラリーマンで築古一棟物を買いたい人にとっては、アリガタイ存在。ノンバンクよりもコスト安い。年収700万円かつ自己資金1,000万円が最低条件となるので、それをクリア出来れば、検討したい銀行である。

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